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フリオ・コルタサルの短編集を読んでみました

フリオコルタサルを読みました。
岩波文庫から出ているフリオコルタサルの短編集『悪魔の涎・続いてる公園』を読んでみました。

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コルタサルはアルゼンチン生まれでフランスで生活した作家だそうです。ここのところ岩波文庫から出てくる作家はイタリア人のブッツィアーティー等、日本ではメジャーどころではない人も多いですが、読んでみると渋くて面白いですね。フリオ・コルタサルの作品は過去にも岩波文庫で短編集が出ているのですが、作品を選び直して2013年に新たに刷ったみたいです。短編の一つ一つはかなり作風が異なり、星新一のショートショートのようなものもあれば、人称を次々に変える実験小説的なものもあり、名画座でチョイスされそうな、身を滅ぼす天才の話しもありました。短編の名手と言われるだけあって、変幻自
在の小説群にひきこまれてしまいます。
コルタサルの小説は比較的小規模な舞台装置を用いることが多く、例えるならば低予算映画風だと思います。この例えは、決してB級映画というわけではなく、必要最小限の舞台装置への限定を自らに課すことによって、主人公や周囲の人間同士の関係や、現実と虚構が混じり合う不気味さなど、作品の押し出したい部分が引き立ち、シンプルで良質な作品が出来上がっているのだと感じさせることから思いつきました。これは個人的な好みなのですが、小説だからといって無闇に話を壮大にしたり、感動を誘うような描写をべたべたと描くよりも、低予算 映画のようにミニマルな舞台装置で、無理のない人間関係の積み重ねの中から作品の雰囲気が伝わってくる小説がいい小説だと考えています。あえて制約を課してミニマルな美しさを追及する創作の方向性を僕も取り入れて行きたいなあと思いました。

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そうこうしているうちにもうそろそろ10月ですね。群像新人文学賞の締め切りが10月末なので、もうちょっと頑張っていきたいと思います。


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『スティーブジョブズⅡ』を読みました

『スティーブジョブズⅡ』を読みました。

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3年前くらいにベストセラーになっていたスティーブジョブズの伝記を読んでいます。なぜいまさらこの本なのかというと、以前の記事に書いたように1カ月もの間、iPadについてスペックや値段など調べ続けていたら、結局買わなかったにも関わらず、作り手のスティーブジョブズについて無性に気になってしまったことが理由です。何か作品にはまると、その作り手のほうが気になってきてしまうというのはよくあることですよね。微妙に古いベストセラー本はBookoffで買うのがコストパフォーマンス的に一番の選択なのですが(ハードカバーでも100円で買えることも多いですよね)残念ながら大学の近くには古本屋がありません。都内で国公立大の近くに古本屋が無いという事態は文化的に終わっていると思うのですが、文句を言っても始まりません。わざわざBookoffのために他の駅まで移動する気力がなかったのでひとまず大学図書館で蔵書検索にかけてみます。すると一応ハードカバー版でありました。しかし1巻が貸出中。どうしようかなーと一瞬迷いましたが、すぐに2巻だけを借り出します。院生の勉強をそれなりにこなしながら月に十冊以上読んでいくためには「1巻を待ってから」などと考えず、とにかく気になった本はどんどん手に入れて読まないといけませんね。できれば本は購入したほうが頭に入るのですが、それが叶わない時はとりあえず大学で借りておいて、見つけ次第買うということもします。結局翌日に新横浜のBookoffで1・2巻ともペーパーバック版で見つけて購入しました。読み始めたのが2巻だったので、そのまま2巻を先に読了。

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内容についてですが、ジョブズの癇癪持ちなところ、シンプルさに対する固執、自分のルール・秩序に対する固執と、クリエイティブな才能との関係が、一応臨床心理学専攻の僕としては気になります。以前読んだ本で、ルイス・キャロル、コナン・ドイルなどのクリエイティブな人々が、やはり一般の人から見ると奇異に映るほどの、非常に強いこだわりを持っていたことについて論じてあったことを思い出しました(書名が出てこないのですが・・)。
Ⅱは主に、ジョブズが既にアップルやピクサーで活躍して有名になった後のことについて書かれているのですが、Ⅰは恐らくガレージでアップルを立ち上げたり、大学を中退したりというエッジな若者時代が描かれているはずだと思うので非常に楽しみにしています。


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映画『コーヒーをめぐる冒険』を観てきました

『コーヒーをめぐる冒険』を観てきました。
時間的に前後しますが、映画『コーヒーをめぐる冒険』を観てきました。2013年の映画ですが白黒で制作されているところにグッときます。あえて現代に制作された白黒映画というのは基本的に静かな映画が多いですね。そのくくりで好きな映画としては『エド・ウッド』や『コーヒー&シガレッツ』があります。いずれもBGMとしてジャズが流れていそうなイメージで、あからさまな描写はないものの人の感情(主に悲しみですかね)がすごく自然に描かれています。文学的でとてもいい映画だと思うのですが、爆発シーンが無かったり、恋愛要素が少なかったりするせいか、全国ロードショーにはならず単館上映の名画座のようなところでしかやっていないのが少し残念です。そんなわけで今回利用したのは、高田馬場にある『早稲田松竹』さんです。学生1100円で2本立ての映画1日見放題というのは素晴しいですね。これは余談ですが、お客さんには黒髪・黒縁メガネ・ひげというスタイルの人がやたらに多かったです。早大生映画ファンの標準装備なのでしょうか?
映画の内容ですが、ある青年、ニコの一日を描いています。一日の流れは特に方向性があるわけではなく、ニコは周囲の状況に流されていくように進行します。そのためシーンごとに新しく現れる人物の働きかけによって、ほとんど関連のない話の連続であり、オムニバス小説のような印象、またはコラージュのような印象と言ってもいいかもしれません。普通であればバラバラな印象で終わってしまうところなのかもしれないのですが、ここで全編を一つの作品として、ゆるく・それでいてピリッとしめる隠し味のスパイスのような働きをしているのが、タイトルにもあるコーヒーなのでした。このコーヒーの使い方が工夫されていて、コーヒー自体が本編にほとんど登場しないにも関わらず、話の筋に関係のないコーヒーによって話に統一感が生まれています。コーヒーは時に日常のうまくいかなさの象徴であったり、ニコが追い求めている「なにか」の象徴であったりと場面によって微妙にニュアンスを変えながら最後までついて回ります。ジャック・ラカンの「欲望は存在しない」という言葉を分かりやすく表現した映画なのかもしれません。
また他に連想したこととして『霧島、部活やめるってよ』の霧島もこの映画のコーヒーと近い働きをしていると思いました。オムニバス風のお話を拡散させすぎずにまとめるためには何か象徴的なものを帯として用いる必要があるのではないでしょうか。そしてその帯は必ずしも本編に登場しなくてもいい、というよりも登場しないことによって「欲望」でありつづけるからこそ、個々の作品がそこを志向することによって作品を繋ぎ止める働きを実現する可能性があります。だからこそ『コーヒーをめぐる冒険』ではコーヒーに主人公がありついた時点で作品自体が終幕を迎えているのだと考えました。
最後に、この映画、どうやら卒業制作として制作されたみたいです。恐ろしい才能ですね。作り手にも興味がでてきます。

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イブサンローランを観てきました

映画『イブサンローラン』を観てきました。
前に予告編を観て、劇場に行きたいと思っていた『イブサンローラン』今日ようやく新宿武蔵野館で観てくることが出来ました。最近では雑誌の『anan』でも特集されるなど、一般的にも話題になっているみたいですね。

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僕は天才が才能ゆえに身を滅ぼす系の映画がどうにも好きなので今回も期待していましたが、期待を裏切らない展開の連続でした。イブサンローランは「天才・神経質・躁鬱気味」という天才の原則(僕が勝手に制定)を見事に満たしており、序盤から若くして圧倒的な才能によりモード界に名声をとどろかせます。
その後生涯のパートナーとなる男性に出会うのですが、これもやはり天才の原則に当てはまります。芸術家肌の天才には実業家的な才能に恵まれたパートナーがいて成功するパターンが多いですよね。日本の例でいうと宮崎駿氏と鈴木敏夫氏などが分かりやすいでしょうか。その後数々の成功を手にしながらも酒・ドラッグに手を染めて徐々に身を滅ぼし始めるのはお決まりの展開。映画にするとき絵になりやすいからということもあるのでしょうけど、やっぱり芸術的な創造性というものが、ある程度以上の水準で発揮するためには、ハードとしての心身に負担をかけてしまうということなんでしょうか。享楽的に遊んでいるにも関わらず、身体を壊すほどに飲んだり殴られたり人間関係がぐちゃぐちゃになったり、非常にストイックに映ってしまうのが不思議です。でも確かに創造的な人がのほほんとテレビ観ながらお茶を飲んでるだけの生活をしているのって想像つかないですしね、天才は安定した平和な生活からは見放されているのかもしれません。
さて、この映画、大きなテーマの一つとして「同性愛」が扱われています。上映前の予告で流れた『不機嫌なママにメルシィ!』でもやはり「同性愛」が扱われているため、武蔵野館としてはそこを切り口にこの時期のラインナップを決めてきているのではと思われました。名画座ではこういうことを考えるのも楽しみの一つになりますね。

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また、YSLのロゴを誰しも一度は見たことがあると思いますが、(僕もヨーカドーの靴下を持ってます)それが一体どのような歴史を持っているものなのか、どのような人間がその背後にいたのか、など、観るとこれまでとは違った観点でYSLロゴを見ることができるようになるかもしれません。

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新潟観光に来ています。2日目

新潟の二日目は佐渡観光です。佐渡島へは佐渡汽船というフェリーが毎日運航しているのでそれを使うのが一般的な方法でした。

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朝早く、6時頃には宿を出て電車を乗り継いで新潟駅まで移動します。ちょうど新潟市内の高校に通う高校生達の通学時間とかぶったらしく車内は高校生だらけでした。新潟駅に着くと突然都会になったことに驚きます。人口81万、北陸最大の都市ということで、駅前には一通りのものがありました。バスへの乗り換えまでに朝ごはんをカフェで食べます。バスに乗り換えて汽船乗り場に移動し、乗船手続きをするといよいよ出航です。新潟市街がみるみる遠ざかっていく・・かわりに現れるのがなんとカモメです。誇張でなく100羽近くいるのではないでしょうか。なんとこのカモメ達、乗客が投げてくれるかっぱえびせんが目当てで船についてきているということ。半分公式オプション扱いで船内の売店にはかっぱえびせんがカモメに人気であることを告げるPOP付で販売されていました。子供たちはもちろん大人も大喜びでカモメにえびせんを投げ与えています。風にあおられて軌道が変わるえびせんを芸術的な旋回でキャッチするカモメ達。甲板にのって鳩のように餌を床でもらえば楽だと思うのですが、ポリシーなのかそれは絶対にせず,
ひたすら職人技のキャッチを繰り返します。僕も早速えびせんを買おうと思ったんのですが、リュックに芋けんぴが入っていることをふいに思い出し、試しに投げてみることに。ひゅーん・・ぱく、あ、食べた。ということでここから芋けんぴをカモメにあげまくります。これがなかなか楽しい。芋けんぴはえびせんに比較して重いためカモメめがけて投げても海に落ちていってしまいあまりうまくいきません。風上に向かって投げたりいろいろ試したところ、上に向かって投げ、芋けんぴが放物線を描くようにするとほぼ100%カモメがキャッチできることが分かりました。もう一つの手をしては、芋けんぴを聖歌ランナーのように上に向かって掲げることです。こうしておくとカモメが芋けんぴだけをくちばしでさらって行くので手渡し感を楽しむこともできます。こうしてカモメの餌やりの方法を研究しているうちに佐渡に到着しました。いやー思いがけず船内で楽しんでしまった笑
さて、佐渡の両津港というところに着いたのですが、ひとまずバスで佐和田まで移動しました。バスの本数も少ないので要注意。本当は車があると観光しやすい、というか、車なしではほとんど何もできないのですが、免許がないからここは我慢。佐和田の定食屋でお昼を食べて、帰りのフェリーに間に合うようにバタバタと帰りのバスに乗ります。両津に戻ってからはお土産を買ったり、地元の猫をなでたりのんびり過ごして、早くも帰りのフェリーの時間に。名残惜しいですがフェリーに乗ります。帰りのフェリーですることといえば当然カモメとの触れ合いです。乗船したらすぐさま売店で今度はかっぱえびせんを買い求めます。出航直後に子供たちが早くもえびせんをあげ始め、船上はさながらえびせん祭りです。その間は船を探検してタイミングをずらしつつ、夕焼けが始まったころえびせんを開封。じとーっとした目で開封を見守っていたカモメ達にえびせんを与えます。気が付いたら一袋終わっていました。

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満足して仮眠をしたりゲームセンターで遊んでいるうちに新潟港に戻ってきます。そこからバス・電車・タクシーを乗り継いで宿に着くころにはすでに21時。佐渡には4時間くらいしかいられなかったのですが、なかなかの強行軍でした。それにしても猫やカモメなど、思いがけず動物たちと触れ合う一日となり満足でした。



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新潟観光1日目

新潟観光に来ています。1日目
9/19~、2泊3日の日程で新潟、弥彦村にやってきました。新幹線で上野から移動すると徐々に風景が田園になっていき趣きがあります。

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ローカル線に乗り換え、宿についてもまだ10時過ぎ、荷物を預けて早速観光を開始しました。まず最初に訪れたのが有名な弥彦神社です。普通にお参りしたのち、ロープウェーで山頂に向かいます。ロープウェー乗り場までは無料の送迎バスが出ていて楽チンです。山頂付近でロープウェー停留所で降りるといきなり視界がひらけて海が広がっていました。晴れていたため海の向こうには佐渡島もはっきり見えテンションが上がります。やっぱり人間、海の向こうに陸地が見えていたら渡ってみたくなるのは本能なのでしょうか?笑
翌日に佐渡を滞在コースに組み込んでいおいて良かったとしみじみ思いました。そこから徒歩で山頂まで登り、そこにあった神社にお参りしつつ、海を背景に記念撮影。満足して下山しました。ちなみにこの弥彦山、標高が東京スカイツリーと同じ634ⅿということで、スカイツリーパフェなるものが売っていました。お値段はもちろん634です。かなりボリュームがあって、本家のスカイツリーで食べたら1500円は超えそうな代物です。お得ですね。麓に戻って宿の隣で山菜そばと天ぷらの盛り合わせを食べました。この時点でまだ13時過ぎ、宿には入れないので弥彦村を回ります。パンダ焼きやカレー豆などご当地グルメを食べ歩きながら湯泉神社というところを目指しますが、これまた山の上にあります。しかも弥彦神社と違って観光客が居ず、鳥居をいくつもくぐるうちにどんどん暗くなって心なしか雰囲気も変わり始める・・・それでも「昼間だし、観光地図にも載ってるんだからまあ大丈夫だろ」とずんずんすすんでいくとやっとこさ祠に着き、またもやお参り。なにが祀ってあるのかも全くわかりませんでしたが、オーラが普通じゃなかったのであれが頂点だったのだ、と自分を納得させ、まだ続いている参詣道は華麗にスルーして引き換えします。チェックインの時間も迫っていたし、どこまで続くか分からず若干不安だったので明日に向けて体力を温存したのでした。宿泊したのは「みのや」さんです。他の宿が満室で、消去法でグレードの高いこの宿にしたのですが、やっぱり高級旅館ってすごいですね。いつのまにか客の顔と名前を一致させているし、食事もこれまでの人生で食べたことのない上品な味でした。東京に帰ってまた牛丼屋に入れるのか一抹の不安を覚えましたが、温泉に入っている間にすっかり忘れてしまうのでした。

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2日目は佐渡に行って来た様子を書きます。

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横浜市中央図書館に行ってきました

横浜市中央図書館に行ってきました。

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横浜市にはアルバイトの関係で毎週通っているのですが、中央図書館に行くのは今日が初めて。Wikiで調べたところ全国でもトップレベルの蔵書数を誇る大規模図書館ということで期待が高まります。日ノ出町駅で降りて緩やかな坂道を登っていくと大きな建物が目に入ってきます。やっぱり大きい、地上5階、地下1階は中々お目にかかれない大きさの図書館です。入館するとまず小説コーナーがありました。これだけの規模になると柔らか目から固めまで非常に広範囲なジャンルをカバーしていて、例えばこの小説のフロアの文庫本では岩波文庫から電撃文庫まで、一通りあります。そうは言ってもさすがにライトノベルの数はいわゆる既存の文学に比べれば並んでいるものが少なく、あまりこだわりもなさそうですけどね。まあ、そもそも毎月大量のタイトルが発売され、単価も安いライトノベルのラインナップをそろえるのは公立図書館の役割ではないとも思われるので、当然といえば当然でしょう。4階の社会科学の棚もさらっと見つつ、今回はせっかく横浜市中央図書館なので、ということで3階フロア全体を使っている横浜資料を見に行きます。ここで一番目をひいたのは19世紀の日本で作られた新約聖書の和訳本でしょう。1800年代後半ということで、主にかなで綴られた本文は頑張ればぎりぎり読み取れるくらいには現代語に近いと思います。和紙をひもでくくった製本は大河ドラマや神保町の古本屋でしか見かけないような本物の古書。こういう製本の歴史とか知ってると、より面白いんだろうなーと思いつつしばらく眺めておりました。ちなみに僕は横浜市民ではないので貸出カードを作ることが出来ないため閲覧のみでした。それでもこれだけ資料が多いと書名を見て回るだけで結構楽しめます。施設としては飲食コーナーや映像資料の視聴覚フロアがあり、自習用の席も十分あるため充実していると言っていいのではないでしょうか。

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ただし飲食コーナーは色々な人がさまざまな食べ物を食べるせいか匂いが混ざり合って5分といられない状況であったことだけは書いておきます。換気がより改善されるといいですね。やっぱりゼロ年代前半の建物なので若干古くなってきているのかもしれません。なんにしても楽しく滞在させていただきました。

Surface2を中古で買って使ってみた

Surface2(中古) を買ってみました。
先日も投稿したように秋葉原で一日中歩きまわって検討した結果、中古ショップのじゃんぱらでsurface2本体を32800円で購入。ソフマップで新品のタイプカバー2を1万円ちょっとで購入しました。

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本来は本体も新品(38000円)で買おうとしたのですが「売り切れです」と一刀両断され、「まあ、新しいPCをいつか買うまでのつなぎ兼持ち運び用だし、中古でいいか」と次善の策として決めました。中古にしても各店舗によって値段はさまざまで、なぜか発売時期、内臓メモリなど性能が全く同じにも関わらず、中古のほうが新品よりも高いという矛盾もしばしば発生していました。お店の人に一応質問してみると「保存状態が良かったりすると、新品よりも中古の値段が高くなったりすることもある」とのこと。うーん。なんだかきつねにつままれた気分。やっぱりタブレットなどそれなりに値段のする買い物の時はじっくり時間をかけて色んなところを見て検討したほうがいいですね。ちなみに初代のsurfaceRT(中古)はなぜか内臓メモリ64GBのほうが32GBよりも安い傾向がありました。保存状態などの関係なのかもしれませんが20000円くらいから手に入ります。
さて、家に帰って充電を済ませ、初期設定をするべくWi-Fi環境のある院生室にやってきております。タイプカバー2とマウスを取り付けて、各種アカウントのログインを記憶させたり、こうしてブログの更新をしてみたりしているのですが、「タブレットとは思えないほどPCのような動作ができる」というのが正直な感想です。これまで家のPCで作成していたレポート類をUSBに入れていたのですが、それもすぐに読み込んで使えます。元のファイルはWord2007なのですが、Word2013でも問題なく互換して動きます。スリープ状態からの起動も早く、数秒ですし、ワードとインターネットエクスプローラーがあれば十分である僕みたいなライトユーザーの学生には、PC代わりとしても十分使えるレベルです。というか僕のノートPCが6年も使っているものなので、むしろPCよりもパワーがあるような気が・・・気のせいであってほしい・・・一応インテル入ってるしな・・
今年に入って外に出かけることが多くなっているので、レポート類や修士論文、ブログの更新も出先でやる必要がますます増えていくことが予想されますが、頼もしい仲間がやってきたという感じです。中古ではありますが、状態Aのものを探して買っただけあって外観もバッテリーの持ちも特に問題なさそうだと思います・・・急に壊れたら保証がないだけに笑えないですけどね、その時は運がなかったということで!笑→無事でした。談後日はこちら 

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そういうわけで、レポート作成とWEBブラウジングくらいしかしない、特にゲームなどしないというライトユーザーの方にはSurface2を中古で買うという選択肢もありではないでしょうか、と提案したいと思います。

秋葉原に来てみた

初めて秋葉原にやってきました。それというのも家のノート

PCが故障してしまいwordのコピーアンドペーストや、カットアンドペーストを使おうとするとかなりの確率でフリーズした上、最後に保存したところまでデータが消えるという残念な状態になったためです。こうなると修士論文を書く上でデータの消滅恐怖と常に戦わないといけなくなり、とてもじゃないけどやってられません。というわけで、以前書いた、自分の中での「iPadかsurfaceか?」論争に決着がつき、「やはりOfficeが使えるsurfaceだ」と決心して秋葉原に出てまいりました。午前中から今までずーっと新品中古様々な店舗を巡って考え、そろそろ購入に行こうと思っています。しかし、今回の遠征ではそれで終わらず、午前中に実は一つ買い物をしてしまいました。それがApple純正のワイヤレスキーボードです。中古で3980円でした。デスクトップのAppleに付属しているものですが、iPhoneやiPadでも問題なくBluetooth接続できて、サクサク長文入力できます。これまで外出中は、2年前5000円程度で購入した純正品でない中途半端なワイヤレスキーボード+iPhoneで長文入力していたのですが、キーボード間の幅が狭く、長時間の作業になると指がつりそうになったり、 ミスタイプが多かったりといろいろ問題があったのですが、今度の買い物は正解でした。デスクトップ用のものだけあって、当然ですが、PCと同じ感覚で入力できる上に、Apple製品だけあって無駄がなく軽くて薄いので持ち運びもしやすいです。早速動作確認も兼ねて、買ったばかりのAppleワイヤレスキーボード+iPhoneを使い近くのスタバでこの記事を書いてみました。




タブレットが欲しくなる

突然タブレット端末が使ってみたくなることってありませんか?
僕の場合素直にMacbookとかを買わずに、例えばipad+外付けキーボードとかを運用してみたいです。モノによってはまるでMacbookのような外観になったりするところがいいですね。なんだか工夫してコストパフォーマンスを上げているような気分になれるところが魅力です。でも「一体何に使うんだろう?」と自問自答してみると、せいぜい修士論文を書いたり小説を書いたりという程度の用途なので、むしろipadじゃ使い勝手が悪いとも思います。そもそもipadは文章の縦書きが苦手です。アプリで縦書きにできるものがあるものがiPhoneと共通であったので、iPhone+Bluetoothキーボードで試してみたのですが、これはデータ上横書きで処理しているものを、各文字の表示だけ90度回転させた仕様になっているらしく、カーソルの移動が入力と90度ズレます。これが直観とちぐはぐなため使いづらい。「やはりOfficeWordには敵わないか」というのが正直なところです。まだ買ってないののにぐるぐる考える優柔不断さです。

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さて、Wordが使えるタブレットというと、真っ先に思い浮かぶのがSurfaceシリーズですね。最新のものがそれぞれ2とPro3です。ここのところ色々な媒体で上記のタブレット達のスペックや値段を比較しまくっていたのですが、このSurfaceシリーズは結構魅力。機能の制限と重さのバランスについて色々言われていますが、学生が使う分には申し分なさそうです。友達が使っているのを触らせてもらったのですが、普段PCで使っている実習の報告書やレポートがそのまま外で編集できるのはすごいですね。友達は合宿先の宿で実習報告書を一つ二つ書きあげていました。一方のipadの良いところは例えば中古でWIFI+cellulerを買う場合などでしょうか。海外に持って行けばSIMフリー版となるので、例えばアジアなら格安SIMカードを使い数百円で3日間くらいはネットがどこでも繋がる状態になります。これは海外旅行では重宝するアイテムでしょう。海外旅行にノートパソコンは流石に重いですが、ipadくらいなら全然持っていけます。さらにGPS機能は生きているので日本でも地図アプリが動くんですね。

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いやー結局迷ったまま決断できていないのでした。というか悩んでいる時間が一番楽しかったりして。

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